戦うのではなく、受け入れ、共に生きてゆく
- 2020年07月5日
こんにちは。
メンタル・サポート協会です。
東京はロードマップのステップ2に突入しました。日常生活が段々と取り戻されつつあります。我々メンタル・サポート協会もやっと通常営業へと戻していきます。
皆さんの生活はどうでしょうか?
さて、この自粛期間中、何を考え、何を思ったでしょうか?
人間が『生きる』ためには常に『リスク』を伴っています。この世界に100%リスクなしはあり得ません。交通事故も気をつけていても、貰うこともあります。だからといって、車を全て排除しますか?しませんね。
コロナも病気も一緒です。気をつけていても、なってしまうこともある、これはどうしても避けられないのが、現実です。
メンタル・サポートのカウンセリングの中で言うと、人間関係や自分の性格も同じことがいえます。
社会に出たら、嫌いな人も苦手な人もいます。1番良いのは距離を取って避けること。出来る限り距離を取る、これが最も重要ではありますが、どうしたって遭遇してしまうことは現実にはあります。それを避けるためにずっと家に引きこもり続けますか?
その時は〝戦うのではなく、受け入れる〟これしかないのです。戦っても意味がありません。相手は存在し続けているのですから。
そして、自分の性格においても同じです。
自分の弱点、短所、たくさんあると思います。これは当たり前のことです。100%完璧は有り得ないからです。
これも同じことです。
〝そんな自分もいるんだ〟と言うことを受け入れる。これが生きる上でとても大切なことです。
受け入れることで、人間は強くなれるのです。
首相が「見えない敵との戦い」と発言しましたが、『戦い』にしてはいけません。
生きることは常にリスクを伴い、自然、動物そして菌と共に生きる選択を我々はしているのです。
地球上に存在し続けるためには、これを受け入れる、自然の摂理を受け入れることしかないのです。そして、我々は進化しながら(我々人間だけでなく、自然も動物も虫も菌も進化し続けている)地球上にいさせてもらうことを選択するのならば、受け入れなければ、『生きる』ことは出来ないのです。